歯科英語
歯科英語ってなあに?
一般的に言って、歯科で使われる英語という言葉をいいます。
しかし、歯科英語の表現を単に羅列するだけではなく、このページでは、外国で旅行中に歯が痛く(have [a] toothache)なったときにどうすればいいのかということを、世界何十か国を訪れた経験をもとに紹介したいと思います。
当たり前ですが、出国前の準備はしっかりと!
日本出発以前に既に口の中に問題があれば、旅行中に何らかの症状が出ることが予想されます。
そのため、出発前に薬を準備しておけば、不快な症状が出た時は直ちに自分自身で対応できることができます。
旅行の目的を快適に果たすために、是非この配慮を忘れないように。
もしも・・・、の時には
何らかの事情で薬を持参しないで出国した時に運悪く症状が出た時は、とりあえず薬局(a pharmacy, drugstore, chemist’s shop[英] )へ行って鎮痛剤を求めることになります。
一般的な痛み止め(a painkiller)は、ほとんどの国で処方箋(prescription)なしで手に入れることができます。
しかし、抗生物質は医師の処方箋を必要とすることが多いです。
時には、飛行機の中、ホテル等でも常備しているところもありますので尋ねてみてください。
通常無料ですが、まずは1~2回分の少量しかもらえません。
ワンポイントアドバイス:薬局で・・・
(日)処方箋なしで抗生物質を買うことができますか?
(英)Could I buy antibiotics in over-the-counter form?
ワンポイントアドバイス:ホテルや飛行機で・・・
(日)痛め止めをいただけませんか?歯が痛いのです。
(英)Could I have painkillers? I have [a] toothache.
(日)痛め止めありませんかしら?大変歯が痛いのです。
(英)[I wondered,] was a painkiller available here?I have severe toothache.
薬ではダメな時には・・・
単純に痛み止めだけで軽減できれば幸いですが、時には痛み止めを飲んでもまだ痛みが激しかったり腫れがひどかったりすれば、最寄りの医療機関に行くことになるでしょう。
しかし、そこで受診する段階で戸惑いが起きることが多くあります。

  医療制度は、世界の国々でかなり違います。また医療レベルもピンからキリまで多様です。そしてレベルが高ければ、治療費も高くなると考えておいたほうがいいでしょう。
また、治療費の支払い能力を病院・診療所で認めてもらえないと、診療拒否となります。
したがって、旅行医療保険の加入かクレジットカードの持参をお奨めします。

添乗員が付くような団体旅行であれば、その方に頼むことが早道かもしれません。あるいは、オプショナルツアーデスクが開いていればそこも利用できます。
大きなホテルであれば、フロントデスクか交換手(an operator)に医療機関を紹介してもらえます。英語が得意でない方は、日本語が話せるフロントデスクマン(a Japanese-speaking front desk clerk) がいるかいないかを、チェックイン(check-in)のときに確かめておくこともいいでしょう。
歯科医院にいく場合には・・・
歯が痛いときは、歯科医院に出向くことになります。なぜなら往診(a house call)用の歯を削ったりする機械を備えていることは、稀だからです。
医療施設の状況は、ほぼどこの国も日本と同様に、いわゆる総合病院と個人開業医との2種類があります。
医療レベルの観点からその2種類を比較した場合、国や地域により、総合病院が勝っていることもあり、個人開業医が勝っていることもあります。発展途上国の場合は、その2種類とも日本のレベルより低い場合が多々あります。その要素は。医師の医療技術的な面ばかりではなく、パラメディカル・パラデンタルの教育レベル、使用する機器や薬剤・材料、衛生面等があります。心配な方は、その国の医療技術をネット等で調べておくことをお奨めします。
見つからない場合は、このホームページのお問合わせフォームから質問してみて下さい。情報の検索をお手伝いします。
日本と違うところは?・・・
病院の歯科や個人歯科医院の建物の構えも国により日本と違うことがあります。
病院の場合は、どこの国も大差ないと言えますが、個人開業医の医院は、予備知識がないと戸惑うことがあります。
どんな場合も、訪れた国の言葉か英語かフランス語が堪能であれば、質問すれば解決します。しかし言葉の壁があるときは、その国の事情の予備知識があると大いに役立ちます。
医院が一軒家の建物であれば、住所の地番があれば分かり易いですが、欧米の個人開業医の中には、大きなビルの一室を当てていることがあります。日本人から見ると、まるで一般の事務所の様相で歯科医院と全く思えないこともあります。英語では通常、歯科医院は a dental office (a medical office)と表現して、dental clinicとは言いません。Clinicは病院のなかの診療室という意味です。

最近はどこの国も警備が厳重になり、時には約束を予め取っていかないと、歯科医院のあるビルの中に入ることもできないことがあります。できることなら緊急であっても、予約を取っていく方が賢明です。

知人のフランス駐在の経験談です。急に歯が痛くなって、ある歯科医院に予約を取ろうと電話をしました。痛いので直ぐ見てもらえないかと頼みました。しかし本日は予約が満員でできませんとの返事でした。「では明日は?」「無理です」「明後日は?」「休診です。」「それでは、いつなら?」「1か月ほど後です。明後日から1カ月のバカンスです」「でも痛みますので、なんとか?」「歯の痛みは、ムシ歯からでしょう。痛くなるほど大きなムシ歯になるまでほかっておかないで、もっと早くに治しておけば、予約は余裕をもって取ることができたでしょう。あなたの怠惰の責任を私たちに押し付けないでください。ガチャン。」でしたそうです。くれぐれも、お気をつけあそばせ。
歯科医院に行った場合には・・・
さて、病院であれ個人開業医であれ、無事受付までたどり着きました。次は、問診票が待ち受けています。住所・氏名・性別・年齢等の後に、来院の目的・現在の健康状態・過去の病歴等の質問が続きます。書かれている書類は、現地語であったり他の言葉であったりします。ある程度の医学用語を知っていないと対応しきれないことになります。日本人旅行者の多い都市では日本語の問診票を用意しているところもあるので、旅行案内書でリストを見るといいでしょう。

問診票の詳しさは、国や医療機関によって千差万別ですが、訴訟社会であるアメリカが一番詳しいような気がします。それぞれの国の医療制度にもよりますが、一般的に言って、詳しい問診を要求する所は、医療レベルが高いとも言えます。河合歯科医院の英語版の問診票は、アメリカ歯科医師会の推薦のものを使用しています。あるアメリカ人の患者さんが、問診票を書き終えた後に「問診票の内容を見て、本国と同じような歯科治療を受けられるような気がする」との感想を述べた人がありました。

治療室に入りました。日本で治療を受けたとしても、少なからず緊張するでしょうから、ましてや外国でしかも痛いときの治療であれば、不安がピークになるでしょう。そしてこんな外国で治療を受ける羽目になったことを悔やむと同時に、もっと早く日本で治しておけばよかったと後悔の念にかられるでしょう。この先生腕は大丈夫?痛くない?後は、運を天に委ねるより方法はありません!

これからが、本題の歯科英語です。歯科教育の場で歯科英語の教科書を使用しています。何冊かありますが、それを全てここで紹介するには、量が膨大ですので、ほんのほんの1部にとどめます。何か表現の追加をご希望される場合は、連絡ください。順次増やしていく計画です
ワンポイントアドバイス:病院で・・・
(日)治療費はどんなふうに支払いますか?
(英)How will you pay for treatment fee?

(日)クレジットカードで支払います。
(英)Let me pay with a [credit] card.

(日)保険に入っていますか?
(英)Are you covered with insurance?

(日)はい、入っています。
(英)Yes,I am.
ワンポイントアドバイス:治療中は・・・
(日)歯が痛いんです。冷たいものに歯がしみるんです
(英)I have a toothache and it hurts when I drink something cold.

(日)あーんして。大きなムシ歯が奥歯にあります。
(英)Say ahng. You have a big cavity with your back tooth.

(日)歯を詰めなければなりません。
(英)You will need a filling on it.

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用語集
永久歯 an adult tooth/teeth   乳歯 a baby tooth/teeth
歯を抜く pull out a tooth   前歯 a front tooth
奥歯 a back tooth   ずきずき痛い throbbing pain
親知らず a wisdom tooth   入れ歯 false teeth/dentures
すごく痛い severe pain   歯肉 gums
歯垢 plaque   歯石 tartar
a lip   歯科医師 a dentist
歯科衛生士 a dental hygiennist      

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